マンション 一戸建て

多摩地区ではマンションと戸建のどっちが人気?


府中市で住宅の購入を考えるとき、まず最初に、マンションにしようか戸建てにしようか?、新築がいいかそれても中古がいいか? と悩まれるのではないでしょうか?

最近かくれたトレンドがあるのをご存知でしょうか?

伸び率でいうと、実は中古戸建てが伸びています。下のグラフを御覧ください。

府中市 マンション 戸建

(出典:フラット35利用者調査

フラット35のデータによると、中古戸建てが一番のびています。もちろん件数的には一番すくないので、かくれたトレンドなのです。

新築マンションはサラリーマンの年収の約13倍ととても手が出ません。注文住宅も、新築戸建ても建築費の高騰で高いです。

そのぶん中古マンションに人気がでてきておりドンドン高くなってきていています。一番買いやすいのは中古戸建てかもしれませんね。

それでは、府中市のある多摩地区ではどうなっているのでしょうか?この記事では、「多摩地区ではマンションと戸建のどっちが人気?」というテーマで見ていきます。

多摩地区ってどんなところ?

そもそも、多摩地区とはどんなところでしょうか?

多摩地区とは、東京都のうち、都心の23区と小笠原などの島を除いた地域です。東京の西部で約6割の面積があり、都民の約3分の1にあたる4,230万人余りの人が住んでいます。

都区部に比べると武蔵野の自然が残っていながら、埼玉や千葉などと比べれば都心との距離もほどよく利便性が高く、首都圏の住宅地としては最適ではないでしょか?

武蔵小金井や荻窪あたりは住みやすい街ランキングによく出てきます。

多摩地区のマンションと戸建はどちらが人気?

それでは、多摩地区では、マンションと戸建はどちらが人気なのでしょうか?

不動産業界のデータベースである東日本レインズ(公益財団法人東日本不動産流通機構)の資料から紐解いていきましょう(参照:首都圏不動産流通市場の動向(2019))

多摩地区の中古マンションの成約数は3,763件で、中古戸建の成約数は1,814件です。これに新築戸建の成約数727件を加えても中古マンションが圧倒的に多いです。マンションの方が人気があるといわざるを得ないですね。

ただ、都区部のように、中古マンション成約数16,253件、中古戸建成約数2,331件、新築戸建成約数693件と桁違いに離れているわけではありません。

価格的に見ても、多摩地区の中古マンション成約価格2,703万円、中古戸建成約価格3,131万円であり、どちらも購入しやすい価格帯にあります。

新築戸建の成約価格も3,634万円と、サラリーマンの選択肢に入ってくるでしょう。

これに対して、都区部の中古マンション成約価格4,644万円、中古戸建成約価格5,532万円、新築戸建5,082万円であり、多摩地区の物件がリーズナブルです。

なお、土地面積は多摩地区と比べると都内の土地面積は極端に狭いことを付け加えておきます。

また、物件数的見ると、多摩地区の中古マンション新規登録数16,777件、中古戸建新規登録数8,871、新築戸建新規登録数16,234件となっており、物件数的には戸建が多くなっています。

対して都区部では、中古マンション新規登録数100,520件、中古戸建新規登録数13,676件、新築戸建新規登録数13,654件となっています。

まとめますと、多摩地区は、中古マンションが一番人気ですが、都区部のようにマンション一択にはなっておらず、戸建も選択できる状況にあるということになります。

 

あなたの価値観やライフスタイルにあった物件選びを

それでは、マンションと戸建て どちらを選べばよいでしょうか? よく議論される「マンションVS戸建」論争です。簡単に両者の特徴をまとめておきます。

マンション戸建て
①セキュリティ面が充実。プライバシーの確保も容易。①自由な部分が多く、設備の追加変更や改修が自由。
②物件にもよるが、個人では持てないようなスポーツジムだったり、ゲストルームなどの付帯設備を利用することが出来る。②物件によるが、間取りが比較的自由。
③地盤改良や地震対策がしっかりしている③子供が多い家庭は騒いでも安心
④都心や駅近などに住むことができる④土地の広さにもよるが、庭を持てるので、家庭菜園やすきな植物を植えたりすることができたり、子供たちと遊んだり、バーベキューをしたり、色んな事ができる。
⑤管理組合があり、修繕の計画や清掃などを人に任せることが出来る。⑤防犯面とはトレードオフだが、出入りが楽。
⑥基本的に階段がないので、バリアフリーにしやすい⑥駐車場代がかからない
⑦住宅ローンの審査がスムーズ⑦管理組合への参加が不要
⑧自然災害の影響が少ない⑧管理費や修繕積立金がかからない
⑨防火・防音性がしっかりしている⑨最終的に土地が残るため、解体して売りに出したり、建て替えたりと出口の選択肢が多い。
⑩物件によるが、いつでもゴミを出せたり、ゴミの整理は清掃人がやってくれる⑩人間関係の煩雑さが少ない

以上、よくいわれていることをまとめると、このようなかんじになります。

結局、どちらが優秀でどちらが劣っているというわけではなく、住む人が何を重視しているかという価値観の問題に行き着きます。

幸い多摩地区では、マンション、戸建とも物件も豊富で、価格も大差ありません。都区部に住むならマンション一択になりますが、多摩地区では、あなたの価値観に合った物件選びができるのではないでしょうか。

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